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投資行動には個人差がある

投資行動における個人差の約45%は遺伝的要素で説明できるとしている。一方、後天的な要素である大学教育や金融教育と投資行動の関係については研究成果が一貫しておらず議論が続いている。

(出典)野村総合研究所「行動ファイナンスからみたゴールベース資産管理の優位性」より

上記レポートによると、人間の投資行動における個人差の約半分は遺伝的要素だということです。そういう遺伝もあるのですね。
遺伝もあるということですが、投資行動には様々なバイアスが影響することを知っておくことが重要になります。
それを理解することで、投資話によくある机上の空論と実際の個人がとっていく行動の差が理解できるものと思います。
「経済は勘定ではなく感情で動いている」と言われる通り、人間は合理的な行動はしないものです。(行動経済学)
それは、通常生活のみならず、投資行動には顕著に表れます。
代表的なものがプロスペクト理論にある心理的な損失の捉え方です。

下のグラフについて簡単に説明しますが、人が意思決定する価値は「参照点」(リファレンス・ポイント)からの変化またはそこから離れることで発生するメリットとデメリットの比較で測られます。参照点は様々な状態が考えられます。金銭や健康に関する参照点は「現在の状態(現状)」が多いです。たとえば金銭については「こだわりのある価格(元本など)」であり、健康については「病気になってはじめて健康のありがたみがわかる」など言われますが、病気が参照点になっています。
価格変動するリスクのある金融商品に
絶対的な価値は存在しません。絶対的な価値があれば、誰も価格変動のものに投資をしないでしょう。
投資の世界でうまくやっていくには自分自身の性格や癖を把握することが重要になってきます。
多くの人にとって1万円の価値はあるときは重く感じ、あるときは軽く感じます。自分だけのフェア・バリューを設定しておきましょう。

私たちは生活(=消費)をするために働きます。
将来の生活のために、貯蓄をします。
将来の生活のために、投資をします。
この貯蓄や投資行動は、人々の人生設計に必要なものです。
もし、この貯蓄や投資行動において、最適な行動ができていないのなら、それは
なんらかの心理的バイアス
がかかっているのかもしれません。