FPコンサルオフィス株式会社

上場企業社員と中小企業社員と公務員と個人事業主と

4月、新年度になり新入社員になった人、新入社員を迎えた人、新たな地で仕事を新生活をはじめる人、様々ですね。
人それぞれ働き方は違います。働き方も違えば、勤務先も違います。それによって、現在~将来への収入イメージは異なってきます。
現実的な話で恐縮ですが、上場企業(株式売買できる会社)の平均収入(平均年齢)はデータからわかります。そこから分かることは、中小零細企業のそれとは次元が違うということです。
そこを認めることが必要だということです。
どう違うかというと、やはり”生涯にわたって収入は高い”ということです。
それを認めてどうしろというのか?

個人家計のマネープランにおいて、上場企業に勤めている人たちと同じ動きは違うのではないかということに気づかないといけないと思います。
・高い収入の安定
・退職金制度(企業型DC、確定給付型)
・福利厚生(組合健保の有無等)
・関連企業への再就職可能性
これらについて、異論反論もあろうかと思いますが、まずはそうであると認識してみましょう。
そして、これらの差があると思ったときに彼らが発信する情報を鵜呑みにしないことをおすすめします。
情報とは?
ここでは「投資に関する情報」に絞っていきます。
上場企業に勤めている人たち(金融マン、ブロガー等)が発信している投資に関する情報は、とにかく「投資しろ」からはじまります。
彼らの多くは、自社の持株会や企業型DC、自社含め株式投資を行っていると想定できます。その時点で、立ち位置が違ってきます。

それが悪いと言っているのではありません。
気持ちの余裕度と資金の投資許容度が違うということです。それを知ってください。

また、自営業者やフリーターで「投資しろ」に影響を受けている人たちも多いと思います。
しかし、まずは将来にわたってのキャッシュフロー表作成をおすすめします。
将来不安は投資では解決できません。

20代,30代は40代,50代に向けて仕事力をつけること

20代や30代世代は、必死にスキルアップを目指してください。
自分の仕事関係の知識等はもちろんですが、対人関係スキルも。
”積立投資命”としてあなたに必死に積立投資をすすめてくる金融マンが多いですが、将来積立投資を継続していくだけの種銭を失うこともあります。
そういうことも想像し、そうならないためにも仕事力をつけていきましょう。

その金融マンたちにも同じことを言います。
「仕事力をつけてください」
金融機関(銀行、証券会社、保険会社)は企業としては大きいです。システムもしっかりとしています。
しかし、そこで働く人たちの能力は見合うものではないと感じることが多々あります。(私見です)
所謂企業ブランドに胡坐をかいているという感じでしょうか。

結局、将来にわたって資産形成できているのは仕事ができる人ではないでしょうか。
その姿勢、考え方が付き合う人や出会った他業者(自分が客側)を見極める力となっていき、多くの面でプラスに働いていくのではないかと思います。

※個人の働き方含め、勤め先について否定・批判しているものではありません。