(出典)JPX日本取引所グループ
東証再編、3つに区分
2022年4月4日、東京証券取引所(東証)の市場区分は新区分に移行されます。
現在、「東証1部」「東証2部」「東証マザーズ」「ジャスダック(スタンダードとグロースの2つの上場基準があります)」の4つの市場で取引されていますが、東証は「各市場区分が曖昧であり、多くの投資者にとっての利便性が低く、上場企業の持続的な企業価値向上の動機付けが不十分」と指摘されてきたとして、新しい市場区分のルール作りが図られてきました。
その結果、「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の3つの市場に分けられます。
(出典)JPX日本取引所グループ
プライム市場の上場基準の多くは、東証一部の条件と同じです。
注目点としては、流通株式の定義が変更され、流通株式比率35%以上となったことです。
下図にてイメージをご確認ください。
2021年12 月 15 日時点、一部上場企業は 2,184 社。
7月に東証が公表したプライム市場の上場維持基準に適合しない企業は 664 社 。
2022年1月11日、新市場区分の一覧が公表予定となっています。