持論ですが、もともと富裕層ではない私たちが資産形成・資産運用を行っていくにあたり、まずは守るべき資産を構築してからでなければそれらはうまくいかないと思っています。
なぜなら、お金に関することは性格やメンタルが大きく影響するからです。
言い換えると、守るべき資産を構築することが、ストレスのかからない投資環境および資産背景をつくっておくことになり、それこそが資産形成であり、資産運用です。
そのために、弊社では上図のピラミッドの下から順番に行っていくことが大切だと説明をしています。
【仕事】
すべてのはじまりはあなたが最も時間を要している分野、つまり仕事で収入を得ることに力を注ぐことです。
ここを「もっともっと」「ずっとずっと」強化していくことです。
あなたに投資をすすめている人たちは、あなたに投資をすすめることで収入を得る”仕事”をしています。
【公的年金】
以前は公的年金を否定して金融商品を販売することにつなげていってはいけないと言われていたものですが、いまはあからさまに否定する話法を使って、金融商品を販売している傾向があります。
日本人の多くは、公的年金なくして特に老後生活プランは成り立たないでしょう。仕組みはもちろんのこと、公的年金の意義を確認しておきましょう。
【堅実・確実なもの】
仕事と公的年金をしっかりと構築したならば、ここで金融商品を使って資産形成をはじめていきましょう。
堅実で確実な資産(いつ・いくらが分かるもの)を確保していくための商品を使っていきましょう。
金融商品は使い方です。
【確定拠出年金】
様々な調査において貯蓄の目的の第一位は「老後の生活費」になっています。
それであれば、使う制度として確定拠出年金をあげることとなります。
【投資信託/株式】
これらを構築した上で、投資信託や株式投資を検討していきましょう。
お金は大きく増やそうではなく、大きく減らさない