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2022年度個人投資家の売買動向

全国4証券取引所(東京・名古屋・福岡・札幌)の2022年度株式分布状況調査結果の概要によると、個人の株式保有金額は、131 兆 2,553 億円(前年度比 10 兆 530 億円増)となり、株式保有比率はここ数年ほぼ同じ比率(17.6%)で推移しています。

日本企業の株式保有者の4割は70代以上の高齢者です。(日経新聞2022年11月27日)

いまの日本の株式市場は「機関VS個人」

株式投資をする人、しない人それぞれ自由でいいと思いますが、いまは「する人」が正しいかのような風潮になっています。それを国が煽るといおかしさは残念だと思います。

いまの東証は、内外の機関投資家が個人マネーを奪うかのような市場になっていると感じています。
投信ドルコスト平均法命論者は分からないかもしれませんが、分かる人には分かると思います。

機関投資家と個人投資家の大きな差は「資金量」で、同じことはどちらも同じ「人間」だということです。
人間と人間の”駆け引き””騙し合い”が行われているところが株式市場です。
それを最低限理解しておくことです。