FPコンサルオフィス株式会社

NT倍率=日経平均株価÷TOPIX

日経平均株価(225銘柄)をTOPIX(東証株価指数、2191銘柄)で割って算出したものです
10倍から12倍程度の値を取ることが多いとされています
黒田日銀相場以降、12倍以上が継続中

 

日経平均とTOPIX、どちらが強いかを相対的に示しています。
従いまして、NT倍率が上昇すれば日経平均株価が、NT倍率が下落すればTOPIXが強いことを表します。

日銀ETF購入方針変更

2021年3月19日、日本の”ビッグ・ファンド”日銀が日経平均型ETFからTOPIX型に変更すると発表したことで、平均株価は下落、しかしそれからほとんどETFは購入されていません。

実際、日経平均株価の最高値(30,216.75円)となった日は、3月18日。
TOPIXの最高値(2012.21ポイント)となった日は、3月19日。

NT倍率が下落するということは、日経平均株価(構成比率の上位銘柄)は下がるときはより大きく下がる可能性が高いです。