
2025年9月12日、日経平均株価は3日連続で最高値を更新しました。
先日のブログ「自社株買いが仕事になっている上場企業」でとんでもないぐらい自社株買いをしている状況を指摘しましたが、その後もすごいプレーヤーとなっていること分かります。
海外投資家よりも買ってきています。
まさに自作自演レベルです。
下表(投資主体別売買動向)にある直近11週間では、4千億円以上事業法人が海外投資家よりも買っています。
下図は、三井住友トラスト・アセットマネジメントのレポートより。


平均株価の高値を演出しているのは海外投資家と上場企業
日本人は日本株をウリ、
外国人は日本株をカイ、
日銀や金融機関は日本株をウリ、
外国人株主が多い上場企業は日本株をカイ
いまの上場企業の株価対策がある限り株価は下がらないか
2013年から日本銀行が、2022年からは事業法人が日銀に代わって強烈に日本株を買ってきました。
ほとんどウリのない投資主体です。
たくさんの株価対策がされてきたここ十数年、普通ではない株価対策が日本の株式市場を支え、株価上昇を演出してきたといえるでしょう。
2025年9月、日米ともに株価は最高値更新しています。
さて、人々の暮らしは「最高値」?